新年のご挨拶
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
昨年はコロナウイルスの感染拡大にともなう緊急事態宣言発令により公共施設が閉館となり、各支部での通常練習が2か月~3か月行えない事態となりました。
こうした未曽有の経験の中、コロナウイルスは多くのことを気づかせてくれました。
宣言直後、家に留まっておくことに強い苦痛を感じましたが、家に閉じこもることによって、いままで当たり前に行えていたことへの感謝の気持ちであったり、自分にとって本当に必要なものとは何なんだろう?、そんなことを考える時間ができました。
”外からの刺激で得る楽しさ”でなく、”自分の内側にある発見から得る楽しさ”
それに改めて気づきました。
興味があったけど苦手意識が先行して出来ていなかったzoomにもチャレンジしました。
私は最新ツールなどに疎い方なので、コロナ禍でなければzoomを利用してのオンライン練習は行っていなかったと思います。これもある意味、コロナ禍であったからこそチャレンジできたことだとポジティブに捉えています。今では通常練習をお休みした拳士の振替練習の場となっており、やってみて良かったと思います。
緊急事態宣言解除後、拳士の皆さんと各教室で練習をした時、「やっぱり拳法は最高だな。みんなと一緒に体を動かして汗を流すことってすごく気持ちいい。」という声が拳士から聞かれました。zoomでは得られない人と人とが直接繋がる心地良さを私も再確認しました。
私は拳法を通じて拳士の皆さんに「生き抜く力」を身につけていってもらいたいという思いで、日々指導にあたっております。
コロナ禍で急遽起こった非常事態においても「精神面の強さ、柔軟性」「事態を前向きに取られられる視点」「相手を思いやる気持ち、感謝の気持ち」などを拳法の仲間とともに汗を流し練習していく中で身につけていけると思います。
2021年もコロナウイルス感染予防を念頭に置いての日常生活を送っていくこととなりますが、今年も楽しみながら日々の生活、拳法を頑張っていきましょう!
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